つらーい足先や手の冷え。経験したことはありませんか?冷え性は女性の経験者が多いかと思います。女性の身体は男性よりも熱を作る筋肉量が少なくその代わりに皮下脂肪が多いです。皮下脂肪は熱を通しにくく、温まりやすく冷めやすいという性質と一度冷めてしまうと温まりにくくなるという性質があります。そのため女性は身体が冷えやすいんです。今回は冷え性を改善する簡単な健康法「足湯」を紹介。さらに「足湯」はむくみや美容、不妊、風邪のひきはじめなどに対して、様々な嬉しい効果をもたらしてくれます。今日から早速「足湯」を習慣にしてみませんか?一日ぽかぽか、気持ちまであったかくなりますよ。
Contents
「足湯」はこんな症状に効果があります
・冷え性
・むくみ
・静脈瘤
・セルライト
・風邪のひきはじめ
・腰痛
・生理痛
・腎臓弱ってる
・扁桃腺
・喉痛
・足疲れ
・婦人科系
ざっとあげても沢山ありますが、いろいろに効きます!
足は「第二の心臓」とも言われ、つぼも多く身体と関係性の深い部位ですから足を湯で刺激することで様々な効果を出してくれます。整体では、全身を温めるよりも局所的に温める方が効果が出やすいと言われています。「足湯」が局所的に温める方法のひとつ。他にも腰湯、手湯、肘湯などがあり、効果はそれぞれあります。
足湯するために準備するものは?
・湯(くるぶしが隠れるくらいの量。43〜45度くらい。熱いと感じられる温度です。人によって変わります。)
・バケツ(もしくはバスタブでもいいでしょう。浅めに湯をはります。)
・タオル1〜2枚
・白湯(水分補給用)
足湯に必要な時間と心構え
・7〜8分間(長くても10〜15分間で。)
・7〜8分したら足を出し、タオルで拭きます。左右の足の色を見て、白っぽい(温まっていない)足をもう1〜2分足湯します。同じ色になるまで数回繰り返してもいいです。
・頭を空っぽにして足湯する ←かなりポイント!!
足の温度に左右差があると、調子が悪かったり何か症状が出ていたりするときです。左右差を揃えてあげると身体の調子が改善しやすくなります。「頭の中を空っぽにする」ことがとても重要で、ぽかーんと湯につかってる状態が望ましく効果をさらに上げてくれるんです。なかなか難しいですが、一日のたった10分間!と思えば短いですよね。足湯してる10分くらいは、ぼーっとしましょう。足湯する前後には水分補給をしてください。白湯でも常温水でもOKです。(白湯のほうがデトックス作用は高いです。)
足湯する回数
・1日3回〜(お風呂とは別に考えて。足湯時間を長くするより回数を増やした方が効果的です。)
・継続してください(冷え性などは今日やって明日治る!というものではありません。コツコツと継続が大事。少しずつ改善していく身体を愛おしく思って足湯を楽しんでくださいね。)
足湯【季節別】おすすめなタイミング
・秋口〜冬前半・・・朝一番
・冬、お正月〜春・・・朝活動してから
・春〜夏、秋・・・朝 or 寝る前
基本的に自分のやりやすい時間でいいですが、季節によって足湯のおすすめなタイミングがあります。秋から冬は寝冷えなどしやすいですから朝一番が効果的です。寒さ厳しくなるお正月から真冬かけては頭疲れが出てくるときですからアキレス腱をゆるめて温めることをします。そのため少し活動してからの足湯がおすすめです。春から夏、秋は朝も寝る前も両方OKです。
風邪の症状によって足湯法が変わります
風邪のひきはじめに足湯がオススメ!症状によって足の浸ける位置が変わりますので紹介します。
・足湯(くるぶしまで)
頭が重い、頭痛、鼻水、鼻つまり、喉痛など、風邪のひきはじめ全般に。
・脚湯(ひざ下まで)
胃腸、消化器、下痢、便秘、お腹ガスたまる、風邪終わりに咳だけ残るときに。
まとめ
自宅で簡単「足湯法」はいかがでしたか?あったか〜い湯につけていると気持ちも穏やかになります。「足湯」は自律神経のバランスも整えて安眠効果もあります♪エステやネイルサロンなどでフットバス(足湯)のサービスがあったりして癒されますよね。
実は私も毎朝していますが足湯暦は3週間ほど。きっかけは、整体をしている友人に足を触ってもらってからでした。「え?何で足先こんなに冷たいのーー?ヨガやビューティペルヴィスしてるのに!」とかなり驚かれました。自分では気づかないくらい冷えていたのです。そう言えば人と握手するとき「手、冷たいですね」とよく言われていたなーと、そして最近腰痛がひどくなってきたなーと気づいたんです。ヨガはやっていますが、少し違う手段で体質改善しよう!と強く思い「足湯」をはじめました。友人との合言葉は「ぽかーん」!頭の中空っぽにして足湯してねという約束で。コツコツ足湯して3週間、身体の調子はいい感じです。まだこれかも身体の変化を楽しみつつ続けていきます。
みなさんも冷え性やむくみなど身体の改善にぜひ足湯習慣を取り入れてみてくださいね。