【ヨガとは?】ヨガの種類と特徴まとめ

ヨガの種類は数多く存在します。ヨガはじめての方は「何ヨガからはじめればいいの?」「こんなに種類があって選べない〜!」などと思うことでしょう。または、ヨガ経験者が「私がやっているヨガはいったい何ヨガなの?」「次はもう少しレベルを上げてみたいけど、何ヨガがいいの?」など考えることがあります。今回は、代表的なヨガから現代人にアレンジされたヨガまで、ヨガの種類と特徴をまとめました。

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主要なヨガの流派

カルマヨガ 日々の社会経験の中で、自分の勝手な思いやエゴを取り除いて行動しようとするヨガ。マザーテレサもカルマヨガ実践者と言われている。
ジニャーナヨガ 真の知識を身につけようとするヨガ。ポーズをとって身体を動かすのではなく、哲学的なヨガ。やや上級者向き。
タントラヨガ チャクラを通して肉体的・精神的な力を引き出し、柔軟な心身を作ることを目標とする。基本的に男女一組でする密教の系統のヨガ。
バクティヨガ 神を信じ愛することで悟りの境地に達しようとするヨガ。愛情のヨガとも言われる。バクティとは「尊敬をこめた献身」という意味で、人格伸へ信仰を表わす。
ハタヨガ 13世紀ゴーラクナートにより大成したハタヨガ。「ハ」=太陽・精神力・精神エネルギー、「タ」=月・プラーナ・生命力という意味があり、精神と生命の融合した力のヨガとも言われる。陰と陽をバランスよく調和させることが目的。
マントラヨガ マントラ(言葉)を繰り返し唱えたり歌ったりすることを含むヨガ。集中力を高めるのに良いとされる。
クンダリニーヨガ 火の呼吸を用いて活性化させるヨガ。有酸素運動ができ、短時間で効果が出るためアスリート達に注目されている。
ラージャヨガ 瞑想を行なうヨガ。精神をリラックスさせて自分自身を知り、欲望や執着を手放し自己の理智の働きを高めていく行法。

 

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ハタヨガの流れで発展したヨガ

アイアンガーヨガ B.K.Sアイアンガー氏が考案。正しい姿勢を重視してブロックやベルトなど補助器具を使いゆっくりとポーズをキープするのが特徴。スタミナ増進と集中力、リラクゼーションも得られる。動きは少なめ瞑想に重きを置く。
アシュタンガヨガ インドのS.Kパタビジョイス氏によって考案された。古典「ヨガスートラ」に書かれている実践部門を現代人にわかりやすく改善されたのがアシュタンガヨガ。ポーズからポーズへ流れるように動き呼吸を合わせるビンヤサスタイル。パワーヨガの原点。
インテグラルヨガ バランスよく様々な流派を取り入れたヨガ。インテグラルとは「総合的」という意味。ヨガ的なライフスタイルも伝えるのも目的。
ジバナンダヨガ マレーシアの医師スワミ・ジバナンダ氏が創始者。アーサナ、呼吸、瞑想の3つを重視して構成されるヨガ。現代主流の動く肉体派ヨガに対して、精神を重視する「癒しのヨガ」と言える。
パワーヨガ アシュタンガヨガを基にアメリカ人が考案。ダイナミックな「動」とアイアンガーヨガの「静」を組み合わせたヨガ。集中力強化、ストレス解消、ダイエット効果がある。ハリウッドが美容法として取り入れたのも有名。
ビクラムヨガ 高い室温でパワーヨガをすることを、ビクラムヨガと言われる。40℃ほどの室温と湿度55%により柔軟性が高まり発汗効果が高い。

 

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現代人のライフスタイルに合わせて考案されたヨガ

アナンダヨガ スワミ・クリヤンダ氏が交換した古典的なハタヨガ。静かなポーズが多く内側に向けて精神統一を目的とするヨガ。
アヌサラヨガ 1997年ジョン・フレンド氏が考案。アヌサラとは「自然の流れに身を任せる」という意味。リラックスと瞑想でセラピー要素の高いヨガ。
ハリウッドヨガ フィットネスクラブが考案したヨガ。ボデイメイクとリラックス効果、両方できるヨガ。O脚X脚や悪姿勢など体質改善の効果もある。
ヴィンヤサヨガ 「動きと呼吸をつなげる」アシュタンガや太陽礼拝もこの部類に入る。代謝アップ、ダイエット、アンチエイジングに効果ある。
イシュタヨガ アラン・フィンガー氏が交換したニューヨーク生まれのヨガ。イシュタとは「個人」という意味。個性を大切にしたヨガ。運動量多めでダイナミックな動きが特徴。
クリヤヨガ 肉体浄化と自分という自己を見つめる為に意識を研ぎすますヨガ。
クリパルヨガ スワミ・クリパル氏が考案。自主性、個人を尊厳し、あるがままの自分を受け入れ足を地に着ける大切さとストレスに流されない生き方を学ぶヨガ。
マタニティヨガ 妊婦の心と身体をリラックスさせるヨガ。お産時の呼吸法を習得し苦痛を和らげる。
ラフターヨガ 1995年インド医師マダンカタリア師が考案。笑う体操とヨガの深い呼吸を組み合わせたもの。笑うことで免疫力が高まり、社交的にもなる。子供から高齢者までだれでもできる。
リストラティブヨガ ブロック、ボルスターなど補助器具を使用したヨガ。無理のない負荷をかけないポーズをゆっくりと行なう。緊張の緩和。リハビリテーションの一環としても行われる。

 

いかがでしたか?種類の多さに圧倒されますが、時代に合わせて、今後も新しいヨガが増えていくことが予想されます。自分にあったヨガを見つけるために、様々なヨガにチャレンジしてみるのも楽しいですよ。

 

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