「椅子のポーズ」は、ヨガの数あるポーズの中でも、強度が高めと言われています。
特に、ヨガを始めたばかりの初心者の方には難しいと感じるポーズかもしれません。
そのため、上手くできなくてお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、以下のようなことを詳しく調べました。
- ヨガの椅子のポーズで腕が上がらない理由とは?
- 椅子のポーズの効果ややり方とは。
ポーズの方法は、画像付きで分かりやすくご紹介しています。
ぜひ椅子のポーズを正しくマスターして、もっともっとヨガを楽しんでみてくださいね!
この記事を最後まで見ていただけたら嬉しいです。
Contents
ヨガの椅子のポーズで腕が上がらない?
「椅子のポーズ」は、ヨガの数あるポーズの中でも、強度が高めと言われています。
その理由として、膝を曲げて重心を低くするポーズのため、下半身の筋肉をしっかり使います。
ももの筋力を大きく使っていくため、足がプルプルしてきついという方も多いと思います。
なんとか下半身の体勢が整ったところで、上半身を起こし腕を上げていって完成、なのですがここが最後の難関。
腕を上げるところが難しいんだ、と苦戦している方多いのではないでしょうか。
できない理由は?
では、椅子のポーズで腕が上がらない理由は何でしょうか。
まずは、その原因をまとめます。
- 腕を上げることに意識がいってしまうこと。
- 先に目線を上にあげてしまうこと。
「腕を上げよう、上げよう」としてしまうと、方に無駄な力が入ったり、反り腰になったり、加重のバランスが崩れてしまうことにつながります。
そのため、椅子のポーズをとるにはまず、下半身を安定させることに重点を置きましょう。
次に、腕を上げるという意識ではなく、肩の力は抜き、胸椎を開いて腕の可動域を広げることを意識しましょう。
そうすれば自然と腕が動きやすい状態になるので、伸びをするように胸から上げていきましょう。
手を伸ばすにあたって、先に目線を上げてしまうことも、腕が上がりにくくなる原因になります。
先に目線を上げてしまうと、頸椎を動かし体にロックがかかった状態になってしまうため、腰や首の後ろがつまるような感覚になります。
そのため、目線を上げるのは一番最後、手を上げて椅子のポーズが完成する一歩手前まで行った後にしましょう。
ただし、もしどうしても手を挙げるとうまくポーズが取れない、という方については、初めは手を上げないで練習するのもありです。
その場合は、肩の高さまでは上げるとか、腰に手を添えて行うなどの方法から慣らしていきましょう。
そもそも椅子のポーズとは?
↑椅子のポーズ
「椅子のポーズ」とは、チェアポーズともいわれ、見えない椅子に座っているような姿勢のヨガのポーズです。
スクワットのような動きをするので下半身の引き締めや、全身の筋力アップが期待できるポーズです。
椅子のポーズは、サンスクリット語で「ウトカターサナ」と言います。
「ウトカ」という言葉には「力強い」という意味があり、このポーズをとるには強い脚力が必要ということを表しているようです。
広いスペースを必要としないポーズなので、ヨガマットがなくてもどこでもすぐできるポーズです。
椅子のポーズの効果は?
膝を曲げて重心を低くする椅子のポーズは、下半身の引き締めに効果があるポーズです。
加えて、ダイエット効果が高く、実は全身のシェイプアップにも効果的な女性に嬉しいヨガポーズです。
その効果はどのようなものでしょうか。
順番にお伝えしていきます。
下半身~全身の引き締め
膝を曲げて椅子に座るような姿勢をとるため、太ももを中心とする下半身の引き締めに効果的です。
さらに、姿勢をキープすることで上半身のシェイプアップにも効果が期待できます。
また、両腕を伸ばすことで体幹も鍛えることができるポーズです。
下半身から広く全身まで引き締めを期待できるポーズなのです。
基礎代謝アップ
このポーズをとるために、体の中でも一番大きな筋肉「大腿四頭筋」を使うため、この筋肉が鍛えられると基礎代謝が上がります。
そのため、痩せやすい体になることも期待できます。
全身の血流アップ
大きな筋肉が発達すると筋繊維がしなやになったり、筋肉を使うことで体温が上がったりするため、血流が良くなることも期待できます。
そのため、冷え性などでお悩みの方にもオススメのヨガポーズです。
椅子のポーズのやり方を画像付きで解説!
ここからは、椅子のポーズのやり方と注意点も説明していきます。
椅子のポーズのやり方
- 足を腰幅に開いて立つ。この際、両手は腰へあてる。
- 股関節を引き込むようにしながら腰を下げる。椅子に座るようなイメージで行う。
- しっかりと体勢が作れたら、ゆっくりと両手を上にあげる。
↑動画も参考にしてみてください。【椅子のポーズ】
椅子のポーズの注意点
椅子のポーズをとるときの注意点もお伝えしましょう。
こちらの3つが↓注意点です。
- 膝の向きに注意
- 上半身の体勢に注意
- 反り腰に注意
膝の向きに注意
内ももの筋肉が弱かったり、股関節が硬い方にありがちなパターンです。
内またになってしまうと、股関節を痛める可能性があるので、膝とつま先は同じ方向を向くように意識したポーズをとりましょう。
どうしても膝が閉じてしまうという方は、足をそろえた状態でポーズをとったり、膝にクッション等を挟んでポーズをとるなどしましょう。
上半身の体勢に注意
深くしゃがもうとすることで、上半身が倒れてしまうということが起こりがちです。
こうなると、腰に負担がかかってしまうので上半身が倒れないよう注意しましょう。
上半身をキープするのが辛ければ、姿勢をとるのに慣れるまではあまり深くしゃがみすぎないようにしましょう。
反り腰に注意
反対に、上半身が倒れないようにしようとすと逆に、腰が反ってしまうパターンです。
こうなると、腰への負担がかなり大きくなってしまいます。
解消には、おへそを引き込むようなイメージで、尾てい骨をグッと床の方向へ向けましょう。
「椅子のポーズ」は、ヨガの数あるポーズの中でも、強度が高めと言われています。
特に、ヨガを始めたばかりの初心者の方には難しいと感じるポーズかもしれません。
そのため、上手くできなくてお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、以下のようなことを詳しく調べてみました。
- ヨガの椅子のポーズで腕が上がらない理由とは?
- 椅子のポーズの効果ややり方とは。
ポーズの方法は、画像付きで分かりやすくご紹介しています。
椅子のポーズは、女性に嬉しい効果満載のポーズです!
ぜひ椅子のポーズをマスターして、もっともっとヨガを楽しんでみてくださいね!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!